この建物は、長府藩家老職であった西家の分家(長府藩御馬廻役、220石)の本門に付属していたものを、保存のため移築したものです。
中央に出入り口を配し、一見長屋風ですが、構造の重厚さ、特に仲間部屋格子窓の造り等は、上級藩士の住居の趣をよく残しています。
壇具川沿いのこの地には、藩政時代、番所が設けられ、ここより南つまり藩主の居館のある方への出入りを監視していました。
所在池 下関市長府侍町1丁目1
交通 JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩15分
JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩15分
問い合わせ 長府観光会館 083-246-1120